大豆のおはなし
こんにちは。
今日は久しぶりの雨です!
長らく降らなかったので、嬉しい雨。
枯渇していたダムにも水が貯まり、田畑に潤いが戻ります。
日本の梅雨はやっぱりこうでないと。
さて、おいては大豆の準備が始まりました。
小麦収穫後の圃場にて、大豆を播種します。
品種は「フクユタカ」です。
愛知県の奨励品種で、世間に出回るころには豆腐になっています。
日本における国産大豆の割合は、わずか7%、、、
国がどれだけ補助金を出しても、この数字が変わることはほとんどありません。
残りの90%以上は海外からの輸入に頼っているわけです。
大豆。
鞘が青いままで茹でで食べることで、枝豆になります。
フクユタカにしても、大豆用の品種ではありますが、茹でて枝豆として食べることもできます。
ただ、、、おいしくない、、、
硬くて食べられたもんではありません。
品種による用途の違いで、味や食感、見た目のツヤや張りなど、様々なことが違っています。
これだけの品種の多さには、日ごろの研究の成果や費やした時間を考えると頭が上がりませんね。
他にも、枝豆用の品種や豆腐用の品種、煮物にするだけの品種など、いろいろなものが開発されているので、新しい品種をどんどんと試していきたいものですね。
様々なお試し品種を作って一番に食べることができるのが、農家の特権だと思っています。
それでは。