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戸倉の記事
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田んぼの周りには…パート3

こんにちは。

 

さて、雨が続いて東海地方も梅雨に入りました。

先日は「芒種(ぼうしゅ)」と呼ばれる日でした。

この芒種、意味としては「種をまく日」です。

なんの種を???と思われますが、基本的には暦上のうえではお米の種という意味だといわれています。

 

この芒種の季節には、植物はたくさん種を残す習性があります。

雑草でも同じです。

むしろ雑草の方が強い種を残します。笑

除草剤を人間が使うようになってから、除草剤の成分にも負けないような種子づくりを始めているのが雑草たちです。

 

その中でも、最近すごく強くなったのが、「ネズミムギ」と呼ばれる写真の植物です。

英名が「イタリアンライグラス」と呼ばれ、もともとは牧草の一つとして日本で栽培されていた植物になります。

牧草で繁殖している植物は、たいてい繁殖力がとても強いです。

牛が食べるスピード以上に育たなければいけないからです。

日本名でネズミムギと呼ばれているのにも、ネズミのように繁殖力が強いことから命名されています。

 

なぜこのタイミングで紹介したのかというと、小麦の収穫シーズンであるからです。

ムギという名前が入っていることからわかるように、ムギと同じ部類に入るネズミムギです。

除草剤が効かなくなってきているんですね。

小麦の圃場に大量に繁殖してしまい、小麦の生育を邪魔してしまい、品質の低下へとつながってしまう大きな問題となっています。

小麦を枯らしてしまうわけにもいかないので、除草剤も難しいところ。

降ったところで効くわけでもないし、とても厄介な状態になりつつあります。

 

雑草一つを手にとっても、農家にとっては大きな問題です。

除草剤も良し悪し。

聞こえは悪いが使わなければ、品質低下と収量減少で潰れてしまう。

そんなはざまで農業は行われているんですね。

 

みんなで考えましょう!

それでは。