稲刈りが始まります!
こんにちは!
お盆休みが終わり、ついに稲刈りが始まろうとしています。
ただここで、今年全国的に大量発生し、大きな被害をもたらしているやつを紹介します。
ずばり、ジャンボタニシです。
戦後の日本に持ち込まれ、かつては食用貝として親しまれてきました。
日本固有種である「二ホンタニシ」もいますが、こいつはそんなに悪いことをしません。
悪いことをするのは「スクミリンゴガイ」、通称ジャンボタニシです。
このタニシ、二ホンタニシよりも数倍でかく、植えたばかりの苗を食べていきます。
こいつが発生した田んぼでは、草一本なくなり、あれ?まだ田植え終わってないのかな?というくらいきれいです。
小さな草は全部食べられてしまいます。
写真がその通りですね。
苗が活着する前の柔らかい時期の苗を好んで食べます。
こいつ、かなりしつこく残り、居座り続けます。
苗が大きくなれば、その苗に卵を産み付け、来年に備え始めます。
ピンクの気持ち悪い粒粒がその卵です。
この卵、水に入ると孵化しなくなってしまうので、水のちょうどかからない、キワキワのところに産み付けます。
彼らの方が人間よりも賢いです。
生き残るために必死です。
子孫を残すために、ありとあらゆる方法を考えます。
かつては日本人の食べ物として選ばれ、輸入されたのにも関わらず、今は害虫として扱われ、殲滅作戦を強いられるようになりました。
なんとも言えないですが、反省すべきは人間でしょう。
彼らは決して悪くない。
考えなければいけないのは、人間の方でしょう。
さーて、稲刈りもシーズン突入。
頑張りますよーーー!