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戸倉の記事
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稲刈りも本番に差し掛かりました!

 

こんにちは!

 

戸倉トラクターでは、ついに稲刈り本格シーズンに入りました。

うちのお米は「減農薬栽培」です。

最低限必要な農薬を使って、お米を栽培しています。

写真にあるのは、動力噴口機です。

この機械を使って、農薬を散布しています。

 

さて、農薬を散布しないとどうなるのか。

どんなお米が出来上がるのか。

40度を超えるような日々が当たり前になりつつある日本の真夏気温。

病害虫による被害が当たり前になってしまった日本のお米。

それを防ぐために、除草剤や殺虫剤、殺菌剤といった農薬を利用しています。

世間に安定した供給を図るためには、必要なものです。

もちろん、過度な散布は不要ですが。

被害にあったお米を「被害粒」、きちんと売れるようなお米を「整粒」と言います。

お米を収穫した際に確認するのは、「整粒」の割合です。

つまり、割合が高ければ高いほど、収量は良いのです。

それってどうやって見るの???となりますが、これがまた殻を剥いてみないとわからない。

田んぼに生えている状態では確認できないのです。

お米が日本の需要に足りているのかどうか。

確認するためには収穫してみないとわからないんですね。

ここが難しいところ、、、。

 

外から見ればわかることもありますが、それはほんの一部。

お世話を何もしなければ、被害粒が増え、売り物になりません。

今年はそれが一番大きく出た年になりそうです。

今年のニュースはあれるのではないでしょうか。

千葉県を筆頭に、日本の農作物に対する被害は、今まで以上に大きく出ています。

愛知県愛西市でも同じような状況が垣間見えています。

 

農家にとっては、農薬の在り方を今一度見直すいい機会になるでしょう。

それとともに、消費者認知をきちんとしていき、消費者意識を変えていく必要もあるでしょう。

「買い物は投票」です。

自分で食べるものは自分で選びましょう!

改めて、安心安全を見直す良い年になりそうですね。

 

それでは!