ここにきてまた台風が、、、
こんにちは!
稲刈りも終盤戦。
といってもまだ20町歩(20ヘクタール)あるわけですが。笑
ここ数年、10月の気温の変化と気候がおかしいですよね。
ご存じの通り、日本には四季があります。
春夏秋冬の4つですね。
数年前までは、この4つの季節がきちんとあったように思います。
特に春と秋のお天気はとても安定していて、気温の変化も今ほどはありませんでした。
ただここにきて、大きな変化を地球がとげようとしています。
温暖化の影響によって暖められた海水の温度によって、今まではただの雨雲だったのが、台風へと早変わりするようになりました。
日本国内においては、小学校にまでクーラーが導入され、運動会も9月に行うところが多くなりました。
農家さんが思うこと。
「つい数年前までは、お盆明けに草刈りをして、稲刈りまでしなくて済んだのに、今はもう草が元気で元気でしょうがない。」
雑草は気温の変化によって伸び方が違います。
温度が約25度前後が一番大きくなります。
そして、適度な雨。
まさしく今年の9月がそうです。
都心から郊外に出ると、国道沿いでも雑草が生えっぱなしのところが見受けられるようになりました。
これは、人間の草刈り作業以上に、沿道の草の伸びの方が早いからそうなってしまうんですね。
本当はきれいな管理をしてあげたい、、、
ですが、人間も生き物です。
暑すぎるのも寒すぎるのも酷です。
ましてや平均年齢が上がっている以上、だれも草刈りなんてやりたくないんですね。笑
それは農家さんでも同じではないでしょうか。
さて、また台風が2つも接近しています。
強い台風ではなくても、シトシト降る雨ではありません。
ザーザーと打ち付けます。
今年の冬には、消費者にとっても農業者にとっても寒い冬になることは間違いなしです。
イチゴ、白菜、キャベツ、ブロッコリーなど、冬の味覚はどんどんと値上がりするでしょう。
もちろんそれは、農家さんの収量が少ないからであって、同時に農家さんの手取りも減ってしまいます。
酷な世の中です。
これだけの甚大な災害になっても、住宅や車の保証はあっても、農家さんへの保証はありません。
政府の人が見ていたら伝えたい、ヒトも大事だが、食べ物も大事にしないと飢えてしまうぞ。と。
世界の見方が変わるときが来ています。
人間も視点を変えていく必要が在ります。
本当に必要なものは何でしょうか。
お金ではないことは確かかと思います。
それでは!