田植えがスタートしました!パート5
こんにちは!
田植えが4月より始まって、一か月ちょっと経ちました。
戸倉トラクターの田植えも後半戦に突入し、作業も大詰めを迎えています。
さて、最初に植えた田んぼを見ていくと、徐々に苗がしっかりと根を張ってきている様子がわかります。
そのことを「活着」と言います。
この活着するという現象はどういうことかというと、苗が土中にしっかりと根を張り、成長するために養分を吸い始めたということです。
田植えをする際、育苗でできた苗の裏側を見ると、苗がたくさんの根を張り、真っ白になっています。
その苗を三本から五本ずつ、田植え機がついばみながら圃場内に植えていきます。その際に、せっかく苗が張った根っこをちぎりながら植えてしまうのです。それは機械の都合上しょうがないのですが、一度ちぎられた苗を修復する作業が、圃場に植えられてから始まります。
そこで、やっと根を張った状態になったときにはじめて「活着した」と言えるのです!
難しい話をしましたが、要は、苗が枯れずに元気に育っている証拠です。
これは田んぼだけでなく、他の作物でも言いますので、「活着して元気に育ってるな~。」なんて感じで使います。
ここから初めて苗が稲に生長し始め、土中に根をぐんぐんと張り、成長していきます。
活着して初めて、農家さんは安心できるんです!
ここで大雨が降ったり、逆に干ばつになったりすると、生育にも被害が及ぶので、何とも気が抜けない一か月になります。
この時期、天気が怪しい日が増えてきましたので、毎日天気予報とにらめっこする農家さんばかりではないでしょうか。
それでは!