農業に欠かせないもの。
こんにちは!
農業に欠かせないものってなんでしょうか。
お米に代表される、水田作物にはとても大事なものがあります。
それは、「お水」です。
水稲と表記されるように、水は大変重要なものです。
植物を育てるうえで、植物が育つために大切なものを知っておく必要があります。
それは、
「水」
「光」
「酸素」
そのうちの一つである「水」です。
さて、水路から遠く離れた畑にどうやって水を運びましょうか。
大きな課題です!
ましてや大きな川がなかったり、大きな池がなかったり、、、
どうしましょうか。
日本の水利システムには大きく分けて2通りあります。
1つは、用水路です。
単純な考えですが、山間部に多く見られる水利システムです。
水は上から下へ流れます。1cmの落差があれば、水流ができます。
その落差を利用して作られたのが、用水路です。
山間部に小さなダムを作ります。最近テレビで、池の水を全部抜くのがはやっていますが、それです。笑
テレビで放映されている中に農業用貯水ダムというのが出てきます。
まさに、ダムを作って、水のいる時期にそこから放水をして、落差を利用して田んぼに水を入れます。
落差を利用するので、山間地などでしか利用できないんですね。
2つ目は、パイプラインです。
写真にあるのがパイプラインです。
主に平地にある水利システムです。
名前の通り、パイプで水を引っ張ってくる装置です。
大きな川などから地下をパイプが走っていて、そのコックをひねると水が出てきます。
ポンプ場が各地にあり、そこでパイプ内に水圧をかけることで水が出てくるようになります。
戸倉トラクターのある地域では、パイプライン式が採用されています。なので、この時期になると水圧をかけて水を流します。
木曽川がすぐ隣にあるので、そこから水を引いて、パイプ内に水をいき渡らせているんですね。
どちらの水利システムに共有することがあります。
それは、「共有している」ということです。
農家さんだけで共有している水もあれば、中には生活用水と共有している水路もあります。
なので、雨が降らないと、ダムに水が貯まらず、生活用水が優先され、農業用水の確保ができない!なんてことも起こり得るんですね。
どちらの水利システムも、共有であるので、「分かち合う資源」になります。
今のところ、幸いにも雨降りの多い日本においては、水不足に陥ったことはめったにありません。
さてこれが他の国だったらどうでしょうか。
アフリカではどうしてるのか?
アメリカでは?
オーストラリアでは?
と、考えてみるのも面白いですよ!
それでは。