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戸倉の記事
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田んぼの厄介者、、、

 

こんにちは!

 

 

今日は田んぼに厄介者が現れたので、紹介しておきます。

その名も「ヌートリア」!!!

愛知県のサイトでも紹介されている、対策が必要な外来種のうちの一匹です!

https://www.pref.aichi.jp/kankyo/sizen-ka/shizen/gairai/measure30/

 

水辺に潜み、穴を掘ってその中に生活しているのですが、最近の排水路の開発などにより、土管の中で生活するようになっております。

 

水辺で穴も掘らなくても巣ができる。それに上がっていけば食べ物もふんだんにある、、、

近年の開発に乗っかって、繁殖しているようです。

動物園にいたらかわいいんでしょうが、ここは田んぼ。

人間の生活する地域に、普通に生きております。笑

遠目から見たらしっぽの細いビーバーといったところでしょうか。

ちゃんと水かきもついており、カピバラに似たものを感じます。

 

このヌートリア、どんな悪いことをするのか。

 

基本的には草食の動物です。

水辺に生えている草を食べて生活しています。

ただ、近年の水路開発により、水辺はコンクリートに埋められ、川辺には草が生えてこなくなりました。

その結果、田んぼに上がり込んで、稲を食べたり、レンコンの新芽をついばんだりするんですね、、、

これが厄介。

稲に関しては、食べるだけでは物足りないのか、田んぼのど真ん中に巣を作るようになってきました。

 

うーん、、、何ともならないものか。

彼らも生きるうえで必要なことをしているだけ。

しかも日本に入り込んだのは、人間のエゴ。

もともとは毛皮用として輸入されたようです。

今となっては害獣扱いされ、罠にかかれば死あるのみ、、、

共存する道はないのでしょうかね。

 

 

 

それでは!