農業界は閑散期です。
こんにちは!
キャベツの出荷も最盛期。
お米の準備もバタバタしながら天気に悩まされる閑散期です。
農家の皆さんは、雪が降って寒かろうが毎日の仕事をこなしていきます。
日本列島は縦長。
北海道と沖縄ではなんと40度も気温が違うそうです。
北海道から出張で沖縄に行くと身体が壊れるんじゃないかと思いますね。
ダウンから半袖にならなければいけないので、本当におかしくなりそうです。
社員のみなさんへお話をしました。
2月に入り、もう1年のうち1か月が過ぎたと思うとぞっとする毎日です。
今年の初めですが、社員の皆さんに、「ハチではなく、ハエになろう。」という話をさせて頂きました。
海外では有名な話ではあるのですが、ご存じの方はいますか???
ハチは頭の良い昆虫です。
どこに蜜があるのかを知っており、巣は正六角形。
壊れにくく、耐久性の強い構造となっています。
一匹一匹に役割があり、その仕事を淡々とこなす、とても頭の良い昆虫です。
ハエは頭の悪い昆虫です。
幼虫もサナギも、人間には嫌われ者。
ばい菌の媒介をし、いろいろなところに菌をばらまく厄介者です。
それぞれが単独で行動をし、勝手に行動して、本能で行動する、とても頭の悪い昆虫です。
そんな相反する2種類の昆虫。
1匹ずつ空き瓶の中に入れるとどうなるか知っているでしょうか?
空き瓶を横向きにし、窓ガラスに底の部分を当てると底から光が差し込みます。
その中にそれぞれの昆虫を入れてみましょう。
空き瓶に入れると。
ハチの場合。
ハチは頭の良い昆虫です。
トンネルの中に差し込む光のように、光がある方に出口があることを”知っています”。
空き瓶の中に入れると、ぶんぶんと8の字に飛び回り、光の方へ向かって飛び続けます。
光がある方に出口があると、本能に従って飛び続けます。
その結果、空き瓶から出ることができず、死んでしまいました。
ハエの場合。
ハエは頭の悪い昆虫です。
だがしかし、自分が「知らない」ということを”知っています”。
空き瓶の中に入れると、ぶんぶんと四方八方に飛び回り、出口がどこかと飛び回ります。
光が差し込んでいようが、関係ありません。
その結果、出口を見つけ、外へ出ることができました。
「ハチではなくハエになろう」
これは、人生の中の一つの教訓です。
凝り固まった考えでは、死んでしまいます。
一番の問題は、「自分が知っていると思い込むこと」です。
日本人の頑固な人は、まさしく「自分が全てを知っていると思い込んでいる人」が大半です。
”人生は死ぬまで勉強”とよく言いますが、まさしくその通り。
自分の知識に疑いを持ち、がむしゃらでも良いから知ろうとする。
「なぜだろう」「どうして」「どうやったら」そんなことを毎日考え、日々生活することが大事なことです。
仕事でも同じ。
「知ったかぶり」「わかったふり」
変なプライドが邪魔をして、勉強することができない。
そんな人たちがたまにいます。
まずは知ろうとすること。
そこに人生の豊かさがあるということを教えてくれる、海外の教訓でした。
このブログを読む人が、みんなハエであることを祈っています!!!
なぜハウスの写真を使ったのだろうか。
それは、こんな構造物でも、ハチの巣のように決まった区画で作られ、似ていると思ったからでした。
あとはきれいな風景に撮れたからです(笑)
それでは。