戸倉の記事
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菜種梅雨

 

 

こんにちは!

 

今日は菜の花についてのお話し。

タイトルにあるように「菜種梅雨(なたねづゆ)」という言葉があります。

これは菜の花が咲く3月下旬から4月にかけて降り続く雨のことです。

梅雨のようにしとしとと降り続く雨のことを言います。

 

農家にとって、菜の花は重要な食料の1つ。

菜の花の若菜、つまり摘み菜は、春の時期の大切な葉物野菜の1つです。

それを生業とする農家もいるぐらいですが、ほとんどの農家さんは家の庭で栽培していることが多いかと思われます。

 

その証拠と言っては何ですが、農家さんの畑を覗くと、食べきれなかった摘み菜が成長し、菜の花を咲かせています。

また、菜の花の種からは貴重な油が採種できるため、種子まで残しておく農家も少なくないとか。

いわゆる、「菜種油」という油ですね。

天然物の油、食用油としては珍しくなってきましたが、これも貴重な栄養源。

農家の知恵をふんだんに使ういい機会かもしれませんね!

 

菜の花は、お米と同じように、捨てるところがほとんどない作物です。

摘み菜は食用になり、種子は油になります。

茎の部分は漉き込んで、畑の肥やしになるのです。

まんべんなく使える作物、農家にとっては重宝するんですよ!

 

 

それでは!