冬場のお仕事
こんにちは!
冬のうち、農家さんはどんな仕事をしているのでしょうか?
答えは、『土づくり』です。
耕種農家と呼ばれる、いわゆる田んぼで作業する人たちは、冬の時期に耕作をします。
春の準備です。
秋の実りのために、半年以上かけて土を作っていくのです。
それは、品質や収量を維持するため、もしくは向上させるために必要な工程であり、大事な作業の一つでもあります。
農家の人は一人一人が博士です。
田んぼの状態を理解し、作物に必要な要素を加えてあげることで、良いものができます。
作物の種を蒔いてしまうと、そのあとは土をひっくり返したりすることができなくなります。
根っこを張っていたらなおさらです。
そうなる前に、ふかふかの土を用意してあげて、根っこを張りやすい状態を作ってあげるのが冬の仕事です。
そのためには、機械も大事な相棒の一つです。
ロータリー耕、プラウ耕といった、様々な耕起の方法があります。
耕起というのは、土を耕すことです。
冬場に土の中にたくさん酸素を与えて、微生物の働きを促します。
そうすることで、土がふかふかになり、植物にとって良い土が出来上がっていくのです。
昔は牛がやっていた作業も、今は人間が機械を使ってやるようになりました。
これも技術の発展、文明の利器。
人類の進歩になりますね!
この時期、道路に土が落ちてしまうことが多々ありますが、暖かく見守ってあげて頂けると幸いです!
それでは!