組織づくりに必須
作業工程設計
どの作業がどの成果につながるのかを数値化し、栽培工程を最適化することで収穫率UPを達成してきました。
単に量を増やすことではなく、「作業効率」と「収穫率」の両立をテーマに、現場の農業生産を支える仕組みづくりに取り組んでいます。
経験と勘の世界に、「確かな基準」を作る
農業の現場では、天候や気温の微妙な変化に対応する柔軟性が求められます。
これまでは、それがベテランだけの経験に頼らざるを得ないとされてきました。
しかし、組織として成長するためには、誰がやっても高い品質を維持できる「再現性」が必要です。
私たちは、これまで「なんとなく」で行われていた作業の一つひとつを分解し、見直すことから始めました。
「なぜ、このタイミングで収穫するのか？」
「なぜ、このルートで運搬するのか？」
それらを言語化し、基準を設けること。それが、組織を作る第一歩でした。
一粒の努力を、確かな成果へ
汗を流して働くことは素晴らしいことですが、無駄な動きで体力を消耗してしまっては意味がありません。
私たちが目指したのは、スタッフが流した「一粒の努力」が、ロスなくそのまま「成果」につながる仕組みづくりです。
例えば、広い農地での移動距離。
なんとなく動くのではなく、最も効率的な動線をシミュレーションし、決定する。たった数メートルの無駄をなくすだけで、年間の作業時間は大幅に短縮され、スタッフの身体的負担も軽くなります。
「頑張る」の前に「整える」。
作業工程を設計することは、働く人を守り、会社の利益を守ることと気付かされました。
お伝えできること
収穫率を上げるために最も大切なのは、「流れを設計すること」です。
栽培や収穫は経験と勘に支えられた世界ですが、そこに少しの理論とデータを加えるだけで、作業全体が大きく変わります。
戸倉トラクターでは、これまでの実践を通じて、以下のノウハウを具体的にご提案・お伝えすることができます。
- 収穫タイミングを天候データから逆算する
- 動線をシミュレーションして、無駄な移動を減らす
- 作業分担を工程ごとに見直し、均等な負荷にする
こうした小さな改善の積み重ねが、結果として大きな収穫率の差を生みます。
そして何より、従業員が気持ちよく働ける現場が、最も高い成果を生むということも、私たちは現場で学びました。
組織づくりや工程管理にお悩みの際は、ぜひ私たちにご相談ください。
