農業の
後継者問題
父から農業を継いだ経験があるからこそ、その葛藤や難しさを理解することができます。
先代が築き上げたものを守りながら、時代に合わせて変えていけるような、
「新しい農業の形」を、私たちは一緒に育てていきます。
現状を「見える化」することを最初に取り掛かる
「後継ぎ」の時、最初にぶつかる壁は「何から手をつければいいか分からない」という悩みです。
ただ漠然と先代と同じ作業をこなすだけでは、時代に合わせた変化は起こせません。
まず最初に行うべきは、現在の経営状態の徹底的な「見える化」です。
どの作物がどれだけの利益を生んでいるのか？
作業時間の内訳はどうなっているのか？
ドンブリ勘定になりがちな部分を数値化し、客観的な事実として把握すること。
この「現状分析」こそが、新しい農業へと踏み出すための最初の一歩になります。
守るべき「本質」と、変えるべき「手段」を見極める
承継とは、過去を全て否定することでも、全てを盲目的に守ることでもありません。
大切なのは、先代が築いてきた「品質へのこだわり」や「信頼」といった本質（守るべきもの）と、それを実現するための「作業手順」や「販売方法」といった手段（変えるべきもの）を明確に分けることです。
私たちは、先代の素晴らしい技術や経験をリスペクトしつつ、それを現代のツールや組織論に置き換えるサポートをします。 「変えてはいけないもの」を守るためにこそ、「やり方」を大胆に変えていく。
それが、次世代の農業経営と考えています。
お伝えできること
事業承継は、単なるバトンタッチではなく「第二創業」です。
戸倉トラクターでは、後継者の方が自信を持って経営の舵取りができるよう、以下のステップで具体的な仕組みづくりを支援します。
- 経営状況、現状の可視化
- 暗黙知の言語化とマニュアル作成
- 時代に合わせた販路・業務フローの再構築
孤独になりがちな後継者の良き相談役として、実務とメンタルの両面から、新しい農業のスタートを支えます。
