田植えがスタートしました!パート2
\\\\\ 田植えがスタートしました! /////
愛知県西部にある戸倉トラクターでも、先日より田植えがスタートしています!
種まきに始まる苗作りは、約一か月前にスタートしています。
農家さんたちの間では、良い苗作り必要な日数を大体20日といういわれがあり、20日かけて作り上げる苗のことを「二十日苗」と呼びます。
(そのまんまです笑)
先日の投稿の中で、お米が出来上がるまでには八十八の工程がある!ということを書きました。
その中に、苗作りの工程も含まれているんではないかな?とぼくは考えています。
種まきが始まると、そこからは農家さんに「休み」という言葉は消えます。
小さな苗だからこそ、毎日の温度管理と水やりは欠かせません。
もちろんそれだけではなく、圃場の準備にも追われます。
トラクターが走り回り、圃場に稲を植えるための準備があります。
今となってはトラクターですが、戦後の昭和時代までは「牛」が現役で田んぼをならしていました。
「ならす」とは、「均一にする」ということです。
お米は水稲です。
水の中に生える稲です。
水がとても大事で、重要な役割を果たします。
皆さんでも知っていることですが、水は高いところから低いところへと流れます。
山から海へと流れがあるように、圃場の中にも高低差はどうしてもできてしまいます。
また、トラクターで耕転しただけでは、でこぼこですよね。
それを「均一の高さにする」必要があります。
トラクターという道具がなかった時代、それは人間が動物を使って、行っていたんですね。
さて、「ならす」作業が終わると、やっと田植えができるようになります。
近年になって、「田植え体験」をするところができてきました。
皆さんが体験するのは「田植え」だけですが、そのための準備を農家さんがしていること、ぜひとも忘れないで欲しいと思います。
さてさて、これから忙しいシーズンのスタートです!
気合い入れて励みたいものですね。
それでは。