農業機械の話
\\\\\こんにちは/////
前回のお話の中に、昔は牛が田んぼの中を歩いていた!という話題に少しふれました。
それにちなんで、農業機械の話をさせてもらえたらと思います。
農業機械というと、何を思い浮かべますか???
トラクター、、、
田植え機、、、
コンバイン、、、
といったところでしょうか。
その中でも、まずは、どの農家さんでも所有しているであろう「トラクター」について、話ができたらと思います。
トラクターは、その歴史はまだ浅く、エンジンが開発された時期と重なります。
大きく普及したのには、車と同じく、アメリカのフォード社が開発したトラクターが貢献しています。
その時代には、世界にあるトラクターの約7割がフォードのトラクターだったといわれています。
開発されたトラクターはその時はまだ「動力を供給する」仕組みがまだなく、あくまでも作業機をけん引するだけの物でした。
日本で今よく見られる、トラクターの後ろについている赤いやつは作業機と呼ばれ、トラクターの動力を作業機に供給する形で、回転させています。
爪がぐるぐる回っているのは、エンジンの力をパワーテイクオフさせているからなのです。
専門的な難しい話をしてしまいました。
ただこの「トラクター」の開発。とても大きな時代の変化を起こすことになりました。
最近トヨタのCMで社長が「アメリカの馬が車に変わった。」と言っていますが、農業に関して言うと、「世界の牛がトラクターに変わった。」んですね。
トラクターが出てくる前は「牛」でした。
動物の中でも力のある牛に作業機を引っ張らせていたんですね。一昔前までの日本でも、そのような光景が見られました。
トラクターは、ものすごい変化を農業に起こしたんです。
ほんとに。
それぐらい、農家さんに救世主が現れたぐらい、変化しました。
そこから世界の農業は大きく変わり、栽培できる面積も増え、世界の食糧生産量は格段に上がりました。
トラクターのすごさ、わかってくれましたかね。
ちなみに、高級車のランボルギーニ、牛のマークですよね。
あれはもともとトラクターを作っていた会社だから、牛のマークなんですよ。
実はランボルギーニ社、現在でもトラクターを作っています。
ランボルギーニのトラクターあるんですよ!
値段は2000万円くらいです。
車買うよりも安く買えますよ。笑
それでは今日はこの辺で。