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戸倉の記事
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農業機械の話 パート2

こんにちは!

 

毎日暑いですね、、、

こんな日でも、やらなければいけない仕事があります。

それは、機械のメンテナンスです。

農業の中で、一番機械化が進んでいるのはお米の機械です。

トラクターを筆頭に、ほとんどのことが機械でできるお米ですが、それに伴って、機械を操る能力が必要になります。

そして、大事なメンテナンスがあります。

車とは違い、免許の必要が基本的にはありません。

田んぼの中はあくまでも、個人所有地になるので、必要とされません。

あえて言えば、大型特殊の免許が必要になります。

田んぼから田んぼに移動するには、道路を走りますので。

 

写真にある機械は、「乾燥機」です。

殻を被った、刈りたてのお米、「籾」を乾燥するための機械です。

大きさはさまざまですが、うちにあるのは5m以上あります。

大量のお米を一気に乾燥するための機械ですね。

 

なぜ必要なのか。

お米は水分の高い状態で保管しておくと、どんどんと発酵していってしまいます。

独特の匂いがでてきます。

品質を良く保つために、この機械で素早く乾かします。

これを昔は「天日干し」という方法で行っていました。

今でもやっている農家さんはあります。

あくまでもお天気任せの乾燥方法です。

中には天日干しの方がうまい!なんていう人もいたりしますが、世間に出回っているお米の90%は乾燥機で乾燥させたお米ではないでしょうか。

どんなにおいしくても、あそこまでの手間をかけて乾燥させていたら、ゼロがもう一つ欲しいくらいです。笑

一部のお米はそれでもいいかなと思いますが、全部天日干しはいくら何でもできないですね。

それに機械でやることによって、乾燥にムラができにくく、品質を平等に保つことができます。

 

どちらにもメリットデメリットはあります。

機械だと、一日でできるものが、天日干しだとお天気次第。

天日干しだと、自分たちの力でできますが、機械だと一台で250万円します。

 

どっちが良いのか、もはやわからなくなってきますね笑

うちとしては、良い品質のものを、良心的な価格で提供できるように努めたいと思います!

 

それでは!