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戸倉の記事
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日本の農産物は、、、

こんにちは!

 

最近コロナウィルスが流行っていますね。

田舎あるあるですが、情報網がすごいです。

「なんでそんなこと知ってるの!?」がよくあります。

田舎は噂でできている。という言葉があるぐらい噂が出回るのも早いです。

コロナウィルス、先日当社の市内ででたとの報道がありました。

次の日、怖いね~なんて話をしていたら、「どこどこ地区の人らしいよ。」と出た場所まですでに出回っていました。

本当か嘘なのかはわかりませんが、田舎って恐ろしいです。

まあ私もあることないこと噂されていますので、どういったこともありませんが、新規就農の方とかは覚悟した方が良いかもしれませんね。笑

 

 

さて、今回の写真はボールペンで隠された一枚の紙。

農家さんは勉強会を冬場に行います。

何を勉強するのか。

それは補助金の説明だったり、農薬の説明、栽培管理の勉強など、多岐にわたります。

その中でも補助金の話が一番大事だったりします。

作っているだけでもらえるお金=補助金

だと思ってください。

どれだけ収穫できようが、どんな作業をしていようが、面積に対して払われるものがほとんどです。

10haやっていれば、それに対して国の税金から支払われます。

こんな制度あるの、ほとんど農業しかありません。

今の補助金の体制がどうなっているのか。

日本の人口は今後減っていきます。

それに加えて、家でご飯を食べる習慣が減ってきました。

コンビニ弁当や外食をするようになり、一人当たりの家で食べる量も減ってきました。

お米は余るようになりました。

資本主義の日本では需要と供給で成り立っているので、たくさん余れば安くなります。

市場の原理ですね。

それを調整しようと、国は農家にお米の代わりに野菜や大豆、小麦を作ってもらおう!となりました。

お米以外の農産物、ほとんど輸入ものが入っています。

中国や韓国、東南アジアから輸入されています。

日本の生産量だけでは足りないんですね。

輸入の安い食材に対して、国産のものは人件費が高いので、高くなってしまいます。

そこをなんとか調整しようとなると、補助金の出番になってしまうんですね。

国産のものが高いと売れません。

中国産と書いてあるだけで買わないのと同じように、国産だけども倍する値段の物も売れません。

これが良いのか悪いのかは置いておいて、国産を使っていても輸入品と同じ値段にしようと思うと補助金で調整するしかありません。

 

市場の原理の根底にあるもの。

それは「消費者心理」です。

我々消費者の心理状態ですべてが変わってくるのが今の日本です。

おかげさまで大豆と小麦に関しては、売上のほとんどは補助金です。

品代は1割もない状態。

それでも作るのには、今のお米の値段が合わないからなんですね。

お米の穴を埋めるために転作をして補助金を稼ぐしかないのが今のお米農家さんです。

なんとかしたいものですよね。

 

それでは!