小麦の出穂が確認できました!
こんにちは!
さてさて、田植えをする毎日ですが、小麦の生育も旺盛になり、6月には刈取りが待っています。
写真にあるのは、刈取りまで1か月ほどの小麦です。
所々で出ていた穂も、そろってきました。
そのことを「穂揃い」と言います。
穂がそろって大体1か月ほどで小麦は刈取りになります。
この小麦、国策の一つとして取り組んでいますが、なぜ小麦なのでしょうか???
小麦は畑で作るもの。
それをわざわざ水田で作る。
これには消費者ニーズというものがあります。
まさしく、お米の消費量が落ち、小麦の消費量が増えてきているからです。
朝ご飯はパンに変わり、お昼ご飯は麺類を食べる機会が多くなりました。
さらには、家で食事をとることも少なくなり、今ではお弁当や外食が増えてきたのではないでしょうか。
皆さんが食べるものを作っている農家ですが、食べ物が余ってしまってはいけません。
穀物は保存が効くといえども、5年前のお米なんか誰も食べたくありません。
新鮮なものが新鮮なまま並んでいるのが、当たり前になってしまった世の中に、慣れ親しんだ現代人です。
今更年をまたいだ食べ物を食べることには抵抗があります。
そこで、お米の代わりに国産小麦を作りましょう!となったわけです。
さて、世の中が今コロナウィルスによって大変なことになっています。
世界各国が、食料の輸出制限に踏み切っています。
食べ物を他の国に渡さないようにしています。
世界中に住むのは人間です。
人間は食べなければ生きていけません。
当たり前ですが、忘れかけていた事実です。
世界3大穀物は、
小麦
とうもろこし
お米
です。
どれも人間が生活していくうえでは必要不可欠なものです。
さてさて、自給率が38%しかない日本。
世界は輸出制限を開始しました。
食べ物は渡さない。ということです。
お金を積んでも買えないものが出てきます。
「不要不急」という4文字が世間に広まった今、本当に必要なものを見直す時が来たのではないでしょうか?
それでは!